11月に入って、ぽっちゃんは
とっても元気に過ごしていました。

15日に目が開けられなくなって
両目が見えなくなって

その後の診察で一度長い長い失神をし
息をふきかえし、元気に過ごしていたのに

また、26日に目が開けられなくなって



その後、目の炎症はおさまったけど
数日後から寒さが増し
外に出ただけで、舌の色がグレーになり
散歩すら行けなくなりました。

少し前にあった、長い長い失神は
診察後に、慌てて外に出たためだと思われます。

これまで見たことがないくらい
グレーの舌がだらんと垂れ下がり
体は痙攣し、ぐったりしていました。

次に失神させたら、もう意識が戻らない可能性が
高いと言われました。


診察はおろか、外出すらできなくなりました。


風を通さない、暖かい服の内側に
カイロをたくさん貼って
ダウンでくるんで外に出ても
やはり血色は悪くなりました。

「寒暖差」で悪くなるならば
少し外にいたら戻るかと思ったけど
「寒さ」もいけないらしく
ずっと血色が悪いままでした。

こたつを買ってあげようかと思ったのですが
こたつから出た時の寒暖差が余計
心臓に悪いだろうと…

なので、夜もぽちのために
エアコンの暖房をつけています。


原因は、不整脈だと思われますが
飲む薬を決めるためには
心電図をとらなくてはいけません。

昨年、元気な時に心電図をつけたことがあるのですが
3日間、ストレスで震え、吐き、動けず、
心電図をつけるために剃った胸は炎症し
痛い、痒い、とてもつらい思いをさせました。

元気な時でこんな状態だったので
今、心電図をつけるとなると
おそらくそのストレスで失神して
死んでしまうと思います。




テレビを見るわけでもなく
ショッピングをするわけでもない。

ぽっちゃんの楽しみは、散歩です。

命を懸けてまで、散歩をさせるわけにはいきません。

でも、目が見えなくなってから
表情が乏しくなってしまったぽっちゃんは

散歩に行けなくなってから
毎日が本当につまらなさそうです。

せめて食事だけでも、と
色々な食材を用意して
楽しませてあげようと思いますが
やはり、つまらなさそうです。

思いつく限りのことをして
でも、何もできないから
ただそばにいるようにしています。

ぽちは、寝ているだけです。

そんなつまらなさそうなぽっちゃんの
写真を撮る気にもなれず…
でも、今撮っておかないと
もう撮れなくなるかもしれない、なんて
「よからぬこと」を思ってみたり。


私達にとって、長い長い冬は
まだこれからです。

春になったら、また一緒に
リトルワールドに行きたいね。





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