柴犬だから緑内障になりやすい。
それは間違いではない。
なんで柴犬に緑内障が多いか?
育て方が悪いからではない。
緑内障を発症した犬で繁殖するから。
そこまで考えて繁殖してる?
繁殖者は、姿形だけじゃなくて
自分が売った犬がその後 どんな病気を発症したか把握してる?
連絡があった時に
「オレが不良品売りつけたっていうのか!?
生きてんだから病気くらいするわ!」って反論してない?
例えばその犬が発症してなくても、子供が緑内障になったら
その親での繁殖はとめなくてはいけない。
(緑内障のみならず、遺伝病を食い止めるには)
そういう努力をしている人もいるかもしれないけど
多くの犬は無関心のままに繁殖され
遺伝病も爆発的に広まり続けている。
そして、目が痛くなり見えなくなり苦しむ柴犬と
心を痛め自責する飼い主が増えた。
心を痛めるならまだいいかもしれない。
病気に気づかれず、犬小屋で痛みに耐える犬も多いだろう。
病気がわかっても、お金がかかるからと放置される犬もいるだろう。
目が大きくなって「気持ち悪い」と捨てられる犬もいるだろう。
繁殖するならば、目の前に誕生した命を
捌ければいいだけではなく そのずっと先のことまで
考えなくてはならない。
蔓延した遺伝疾患をとめる努力をしなくてはいけない。
犬の繁殖がどういう状況かも知らずに
ぽちを店で買った私も、一端を担っている。
でも仮に、今「返品」を受け付けると言われたって
絶対離さない。論点は、そこじゃない。
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それは間違いではない。
なんで柴犬に緑内障が多いか?
育て方が悪いからではない。
緑内障を発症した犬で繁殖するから。
そこまで考えて繁殖してる?
繁殖者は、姿形だけじゃなくて
自分が売った犬がその後 どんな病気を発症したか把握してる?
連絡があった時に
「オレが不良品売りつけたっていうのか!?
生きてんだから病気くらいするわ!」って反論してない?
例えばその犬が発症してなくても、子供が緑内障になったら
その親での繁殖はとめなくてはいけない。
(緑内障のみならず、遺伝病を食い止めるには)
そういう努力をしている人もいるかもしれないけど
多くの犬は無関心のままに繁殖され
遺伝病も爆発的に広まり続けている。
そして、目が痛くなり見えなくなり苦しむ柴犬と
心を痛め自責する飼い主が増えた。
心を痛めるならまだいいかもしれない。
病気に気づかれず、犬小屋で痛みに耐える犬も多いだろう。
病気がわかっても、お金がかかるからと放置される犬もいるだろう。
目が大きくなって「気持ち悪い」と捨てられる犬もいるだろう。
繁殖するならば、目の前に誕生した命を
捌ければいいだけではなく そのずっと先のことまで
考えなくてはならない。
蔓延した遺伝疾患をとめる努力をしなくてはいけない。
犬の繁殖がどういう状況かも知らずに
ぽちを店で買った私も、一端を担っている。
でも仮に、今「返品」を受け付けると言われたって
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コメント
コメント一覧 (4)
ペットショップで見かけた
「本日入荷」
ってポップが、わたしは大嫌い。
ぽっちゃん、お仔ちゃま時代はお口閉じてるねぇ(*^_^*)ゞ
本日只今現在で、犬の遺伝病(と形質)は697種が世界のあちこちで遺伝っと確認され、研究され、犬たちにも人間たちにも役立つことができるよう、がんばってる人々がいるみたいです。
私もがんばりますっとぽっちゃんに伝えといてください。また来るよー。
ウチの虎哲も4年前の今頃、緑内障を発症し、
二度の手術をしました。
その後ずっと毎日数種類、数度の点眼を続けていますが、
今は視力は光を感じる程度です。
幸い手術と点眼で低眼圧を維持できたため、
苦痛は殆どないまま4年を過ごせました。
虎哲と同じ犬舎出身で1歳下の異父弟犬も、
虎哲の発症からほぼ1年後に緑内障になりました。
さらに同じ犬舎出身で、虎哲の母方の遠縁になる犬も2頭、緑内障です。
恐らく母系に緑内障の遺伝子があったと考えられます。
この話を虎哲の主治医、ファーブル動物医療センター眼科の院長先生にすると、
「えらい系統売りよったんやな~」と呆れておられましたわ。
虎哲の主治医は、日本の動物眼科で3本の指に入ると言われている先生ですが、この先生によると、柴犬は圧倒的1位で緑内障の好発犬種であり、
その理由は、
1,柴犬は他犬種より隅角が狭く、もともと房水の排出
が少ない。
2,緑内障とアレルギー疾患は高い相関性で関連しており、
柴犬はアレルギーの好発犬種であるから、
だそうです。
さらに、柴犬にアレルギー疾患が多い理由は、
柴犬中興の祖と言われ、今現在の柴犬はほぼ全員その子孫である、昭和初期に日本犬保存会で活躍した中号が
アレルギーっ子で、戦後その中号の血を引く子同士で、
何度も近親交配が繰り返され、その結果、アレルギーの遺伝子を色濃く持つ子が爆発的に広まった結果だそうです。
(獣医皮膚科の学会で、こういう発表があったそうです。)
そしてアレルギー症状が悪化するこの春の時期に、
緑内障の発症も多いそうです。
虎哲もまさに4年前の3月でした。
今東京大学の獣医学部で、柴犬のゲノムから、緑内障を発症させる部分を必死で探しているそうで、
それがわかると、アレルギーとの関連や新薬の開発に期待がもてるそうです。
お書きのように、まさに遺伝病を考慮しなかった繁殖の結果が、今の柴犬がアレルギーと緑内障の好発犬種という結果を生み出したと考えられます。
本当に罪深いことです。
長文になりましたが、ぽっちゃんも緑内障になったと拝見し、
書かずにいられませんでした。
ぽっちゃんも今後点眼大変でしょうが、
がんばってくださいね。
虎哲はおとなしく点眼させてくれるので、
本当に助かっています。
ぽっちゃんも眼圧がコントロールでき、苦痛なしに生活できるよう心から祈っています。
論点はそこじゃない、ですね。
ウザイと思われながらも、近しい人達には
「ペットショップで動物を買わないで。どうしても子犬から育てたかったら、金儲けではなく知識を持ち誠実に愛情を持って、健康な犬を繁殖しているブリーダーを探して。保護犬という選択肢も頭の片隅に置いてね。」
と伝えるようにしています。
わかってくれる人は、わかってくれます。
そんなブリーダーは日本にはなかなか居ないとは思いますが…。
ぽっちゃんお大事にね。
ぽっちゃんのお顔はいつも幸せそうです。