先日、娘の園で運動会がありました。

両親とも(犬までも)の
どんくさいDNAを
受け継いでいる娘なので
リレーも「それなり」のものでした(笑)

その運動会で
「親子競技」なるものが
ありまして。

「親子競技に出る親御さんは
門のところへ集まってください」

とのアナウンスを聞きつけて
何でも全力勝負の私は
鼻息荒く、門へ歩き出したのですが。


ふと、気づく。


ナンベーズ大丈夫か!!
(南米出身者たち)


あたりを見回すと
穏やかに年少さんの
かけっこを見守る
ブラジル人夫婦その1!

その1に「親と一緒のスポーツ!」と
なんとなく親子競技とわかる
言葉で話しかけ
行くぞ!Vamos!

で、行こうとしたけど
そこでまた気づく。

他のナンベーズッ!!

で、またあたりを見回すと
他の学年のナンベーズと
談笑しているナンベーズ。
ペルー人夫婦その1
ブラジル人夫婦その2
発見!

行くぞ!Vamos!

3組招集しましたが
まだ足りないナンベーズ。

ナンベーズに
ブラジル人夫婦その3を
見かけなかったか聞くと
知らないという。

でもあんたらが探したら
またバラバラになるから
とりあえずここにいて、と
あたりを探す。

その間に、見つけた
ブラジル人夫婦その4。

行くぞ!Vamos!

声をかけると、二人で
「あんたが行け」
「おまえが行け」
やりあってとまらない(´Д`)

どっちでもええから
行くぞ!と言っていたら
ブラジル人夫婦その3発見!

その4がまだもめていたので
とりあえず招集成功した
ナンベーズだけ引率して
門へ急ぐ…

門で親と合流した
子供たち(娘含む)は
うれしそうに駆け寄ってきました。


そこでまた気づく。
超おせっかいだけど
私がポルトガル語を勉強し始めたのは
こういう時のためでもあったんだ、と。

親が、アナウンスを理解できず
全然自分のところにこない…
他の子のお父さんお母さんは
来ているのに、自分だけ一人ぼっち…

まだ小さい子供は、それだけで
不安になっちゃうから
そういう不安な思いをせずに済むように。



以前に、先生が口頭で
「お手紙には、10日からと書いてますが
明日から、水筒持ってきてくださいね」
と親たちに伝えた時、
私はそこに潜んでいる問題に
気づけませんでした。

翌日、ブラジル人の子が
「自分だけ水筒がない」と
大号泣しているのを見て
そうだ、この人たちは
通常の速度で話したことを
聞きとることなんてできない、と
初めて気づき、自分の責任では
全くないんだけど、なんか
胸が痛くなって、簡単なことくらい
伝えられるようになろう、
気づけるようになろう、と
決意したのです。



で、話は戻って
どっちが行くか揉めていた
ブラジル人夫婦その4。

結局決着がつかず
個別にアナウンスで呼び出されて
しまいましたw
しかし、名前で「自分呼ばれてる」って
わかっても「どこに」は
わからないので、見つけて連行w

競技後に

「なんでやねん!
なんで呼んだのにけぇへんねん!」と
しっかりお説教してやりましたw
(こっちが説教してんのに
「週末、フェジョアーダ作るけど
遊びに来る?」とか言ってた(´Д`))

私、お説教できるまでに、成長しましたw




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