今日、報道発 ドキュメンタリ宣言 という番組が放送されていました。

なにげなーく見てたけど、もうアウト。


久しぶりにいっぱい泣きました。
東尋坊の命の番人 とよばれる、茂幸雄さんという方がいらっしゃいます。

東尋坊といえば、断崖絶壁で観光に行ったこともありますが
一方自殺が後を絶たないというのも現実です。

茂氏は、そんな人たちに声をかけ、自殺を食い止めようという活動をされています。


今日放送されていた中で、女子高生が出てきました。

友達とうまくいかず、いじめられ 崖っぷちに座り込んでいる少女。

茂氏が声をかけても「大丈夫です。一人になりたいだけ。」と返事をするけど…



本当は死にたいんだ、と。



茂氏に打ち解けた少女は

「私がいなくなれば、みんな解決するの。私が悪いの。」と泣いています。



その姿はまさに 2年前の私。

居場所がなくて つらくて この世に存在することが耐えられなかった頃。



私の周りの人は「大丈夫よ」「深く考えないほうがいいよ」と声をかけてくれました。


でも茂氏は

「そんな死なないといけないくらい悪いか?よっしゃおっちゃんが何とかしたろ。」

と少女に言うのです。



そうだ、私 この言葉聞きたかった。


以前多くの人が言ってくれた
「考えても仕方ない」「なんとかなる」 という言葉よりも
「かかわりたくない」 という態度よりも

実際に助けてくれる、そんな言葉が必要だったのです。






そして茂氏は 少女の学校へ電話します。

「おたくの生徒さんが自殺しにきたんですけど」



その後、話し合いをすることになり、少女は帰ってゆきます。


しかしすぐには問題解決はされなかったようで

少女の悩みは続いているようですが、以前よりはずいぶんマシになったと思います。



こんな自分のために 何かしてくれた


その思いがあれば、しばらくは大丈夫。きっと。


過去にも色んな番組に出演されているようなので、どうぞお名前で検索してみてください。




さて、私の病状なのですが もうすっかりといっていいくらいに治っております。

ので、現在は薬を減らしていっているところ。


当初2錠だったものが、ひどくなってMAXの4錠に増え・・・



今年の初めくらいから3錠に減らし、今は2錠に減らしているところです。

このお薬は「精神疾患、治った!薬やめよう!」というわけではなく
少しずつ減らしていかないと いけないのです。


この切り替えている時が一番ツライ。

今は2錠、次の日は3錠、その次は2錠、としているのですが

めまい、吐き気、頭痛… 自分でコントロールしなくてはいけません。



でも、こうして薬を減らすことができたのは



もちろん薬が効いたというのもありますが

色んな方に、自分を肯定してもらい、賛同してもらい 信頼してもらい
支えてもらったからです。

その力の多くはこのブログを通じてもらったと思います。

たかがネット。顔も見えずに 名前も知らせずに キーボードを叩くだけですが
みなさんのメッセージから たくさんの元気をもらいました。


そんなみんなの手によって
家主については、過度の期待があったと気づかせてもらい
今じゃうまいこと聞き流す、という術を身に着けました(笑)



東尋坊の彼のように 立派な活動は今はできないけど
色々なことに決して目をそらさず、生きていこうと思います。